…辻占は,後に道祖神や塞の神の託宣とされるようになり,江戸時代の《嬉遊笑覧》には,衢(ちまた)に出て黄楊(つげ)の櫛を持って,道祖神を念じつつ,見えて来た人の言葉で吉凶を占うとあり,黄楊と〈告げ〉が結び付き,櫛という呪物も加えられた。夜,花柳界などを中心に占紙を売り歩いた辻占売はこの流れを引く者で,〈淡路島通う千鳥の恋の辻占〉などと呼び声をあげて縁起の良いものだけを売った。占紙には,あぶり出しや巻煎餅・干菓子・板昆布にはさんだもの,割りばしや爪楊枝(つまようじ)の袋に印刷したものなどがあった。…
※「辻占売り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新