デジタル大辞泉
「込米」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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込米 (こみまい)
江戸時代に,年貢米を俵詰めするとき,何斗詰めであっても1升分余分に入れることをいう。領主が納入された年貢俵を調べるさい,かりに4斗詰めであれば,3斗9升までは通常に量るが,最後の1升は升に山盛りでなければ,その分を総俵数に掛けて追納を命じたので,農民はあらかじめ1俵に1升ずつ余分に入れることとしたもの。この分は升目勘定のほかであるから,農民側の余分の負担となった。
執筆者:大口 勇次郎
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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