合米(読み)ゴウマイ

デジタル大辞泉 「合米」の意味・読み・例文・類語

ごう‐まい〔ガフ‐〕【合米】

江戸時代年貢米を上納する際、運搬途中で減量する分を埋め合わせるために、あらかじめ見積もって付加した米。1俵につき1升前後を加えた。込米こみまい。あわせまい。

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精選版 日本国語大辞典 「合米」の意味・読み・例文・類語

あわせ‐まいあはせ‥【合米】

  1. 〘 名詞 〙 ( 埋め合わせ米の意 ) 年貢米を上納する際、一俵定量に加える余分の米。運送の途中で俵からこぼれて目減りする分を見積もり、その補充をする目的の米で、普通には享保元年(一七一六)から四斗入一俵につき一升が付加されることになった。込米(こめまい)
    1. [初出の実例]「国々仕来俵入の外、合米と唱定法の余米有之」(出典増補田園類説(1842)下)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「合米」の意味・わかりやすい解説

合米
あわせまい

欠米」のページをご覧ください。

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