辿(読み)たどり

精選版 日本国語大辞典 「辿」の意味・読み・例文・類語

たどり【辿】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「たどる(辿)」の連用形名詞化 )
  2. おぼつかなくたどること。道に迷い、捜し捜ししながら行くこと。
    1. [初出の実例]「家を出でてみるたに明きよはの月いらむ山路に辿りあらすな」(出典:隆信集(1204頃)雑二)
  3. いろいろな条件を思いめぐらしながら結論にたどりつくこと。十分に思慮をめぐらして考えること。また、その能力
    1. [初出の実例]「中将の、いとさいへど、心わかきたどり少なさになど、申し給ふも」(出典:源氏物語(1001‐14頃)常夏)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む