近江新田(読み)おうみしんでん

日本歴史地名大系 「近江新田」の解説

近江新田
おうみしんでん

[現在地名]新潟市近江・新和しんわ下所島しもところじま二丁目・上所かみところ三丁目・上所中かみところなか三丁目・上所上かみところかみ二―三丁目・東出来島ひがしできじま女池北めいけきた一丁目・和合わごう町二―三丁目

下所島新田の南西、信濃川の右岸に位置し、東は堀之内ほりのうち新田。元禄一二年(一六九九)蒲原組新村付帳(新発田市立図書館蔵)によれば、正保元年(一六四四)に開発され、親村は蒲原かんばら村。元禄郷帳では高五五石。天明二年(一七八二)の組立帳(新田彬氏蔵)に役石五八石五斗余、万雑三貫五九一文ほどとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android