近藤寿一郎(読み)コンドウ ジュイチロウ

20世紀日本人名事典 「近藤寿一郎」の解説

近藤 寿一郎
コンドウ ジュイチロウ

明治〜昭和期の実業家 近藤製薬工場創設者。



生年
明治13(1880)年12月8日

没年
昭和33(1958)年11月7日

出身地
鳥取県

学歴〔年〕
大阪工業学校(現・大阪大学)中退

経歴
木材乾留による酢酸抽出精製に成功し、大正5年大阪府堺市に近藤製薬工場を創設。のち合成酢酸製造の研究を進め、日本合成化学工業設立参加。郷里・鳥取県の林業会長、教育会長などを務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「近藤寿一郎」の解説

近藤寿一郎 こんどう-じゅいちろう

1880-1958 明治-昭和時代前期の実業家。
明治13年12月8日生まれ。木材乾留による酢酸の抽出,精製に成功し,大正5年大阪府堺市に近藤製薬工場を創設。のち合成酢酸製造の研究をすすめ,日本合成化学工業の設立に参加。郷里鳥取県の林業会長,教育会長などをつとめた。昭和33年11月7日死去。77歳。大阪工業学校(現阪大)中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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