近藤寿市郎(読み)コンドウ ジュイチロウ

20世紀日本人名事典 「近藤寿市郎」の解説

近藤 寿市郎
コンドウ ジュイチロウ

明治〜昭和期の実業家 衆院議員(政友会);豊橋市長。



生年
明治3年4月15日(1870年)

没年
昭和35(1960)年4月14日

出身地
三河国(愛知県)

経歴
漢学・法律学を修める。高松村助役、渥美郡議、愛知県議を経て、昭和7年衆院議員(政友会)に当選1回。のち豊橋市助役を経て、16年市長となる。戦後豊川用水実現に尽力した。また雑誌「旭光記者、東海日報記者、豊橋商業会議所書記長、豊橋牛乳組合長、豊橋織物工業組合理事長、全国山林会連合会理事、豊橋魚市場取締役などを歴任東海興業を創立し社長に就任するなど実業界でも活躍した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「近藤寿市郎」の解説

近藤寿市郎 こんどう-じゅいちろう

1870-1960 明治-昭和時代の政治家,実業家。
明治3年4月15日生まれ。愛知県会議員をへて,昭和7年衆議院議員(政友会),16年豊橋市長となる。戦後は豊川用水の実現につくす。東海興業を創立するなど実業界でも活躍した。昭和35年4月14日死去。89歳。三河(愛知県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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