百科事典マイペディア 「東海興業」の意味・わかりやすい解説 東海興業[株]【とうかいこうぎょう】 戦後初めて上場ゼネコンとして倒産した。1946年内田信也(明治海運の創業者)が東海興業を設立。同年,元満州鴻池組常務・中西小一が事業を継承し,積極展開。冷蔵倉庫の技術力にすぐれ,食品・水産業界に強かったが,不動産不況で急激に業績が悪化。銀行支援の下で再建を試みていたが,メインバンクの北海道拓殖銀行が経営悪化のため東海興業の経営支援を断念し,1997年7月に倒産。〈ゼネコンは倒産させない〉という神話が崩れ,これ以後中堅ゼネコンが相次いで倒産した。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
日本の企業がわかる事典2014-2015 「東海興業」の解説 東海興業 正式社名「東海興業株式会社」。英文社名「TOKAIKOGYO CO., LTD.」。輸送用機器製造業。昭和22年(1947)「東海タイヤ株式会社」設立。同26年(1951)現在の社名に変更。本社は愛知県大府市長根町。自動車部品メーカー。座席・ゴム・樹脂部品を製造。トヨタ自動車・ホンダ・スズキなどに供給。建材用部品の製造も手がける。 東海興業 正式社名「東海興業株式会社」。英文社名「TOKAI KOGYO CO., LTD.」。建設業。昭和21年(1946)設立。本社は東京都中央区八丁堀。建築・土木会社。元鉄道大臣・内田信也が設立した建設会社。集合住宅や医療・福祉施設、工場、倉庫などを建築。超高層マンションにも実績。 出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報 Sponserd by