退方(読み)そきえ

精選版 日本国語大辞典 「退方」の意味・読み・例文・類語

そき‐え‥へ【退方】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「退(そ)き方(へ)」の意。後世「そぎえ」とも ) 遠く離れた場所、あたり。そくえ。
    1. [初出の実例]「山川の曾伎敝(ソキヘ)遠みはしきよし妹を相見ずかくや歎かむ」(出典万葉集(8C後)一七・三九六四)

そく‐え‥へ【退方】

  1. 〘 名詞 〙そきえ(退方)
    1. [初出の実例]「天雲の 曾久敝(ソクヘ)極み 天地の 至れるまでに」(出典:万葉集(8C後)三・四二〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android