退老(読み)タイロウ

デジタル大辞泉 「退老」の意味・読み・例文・類語

たい‐ろう〔‐ラウ〕【退老】

年をとって職務から退き、隠居すること。

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精選版 日本国語大辞典 「退老」の意味・読み・例文・類語

たい‐ろう‥ラウ【退老】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 老年で退職し隠居すること。
    1. [初出の実例]「其父主膳は已に退老せり。今年六十七、尚康健なり」(出典:豊前紀行(江戸前)(古事類苑・神祇九八))
    2. [その他の文献]〔白居易‐池上篇序〕
  3. よびえき(予備役)
    1. [初出の実例]「四十三歳より四十七歳に至るまでを退老と名つくれども尚軍役あり全く役を免かるるは四十八歳の後なり」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉二)

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普及版 字通 「退老」の読み・字形・画数・意味

【退老】たいろう(らう)

老いて隠居する。魏・李康〔運命論〕其の徒子夏、~家に老す。魏の侯之れを師とし、西河の人、肅然としてに歸す。

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