逆髪祭(読み)サカガミマツリ

デジタル大辞泉 「逆髪祭」の意味・読み・例文・類語

さかがみ‐まつり【逆髪祭】

陰暦9月24日、滋賀県大津市逢坂蝉丸せみまる神社(関明神)で行われる祭礼。逢坂にあるから坂神の意であるが、古くから蝉丸の髪が逆立って生えていたという伝説があって、逆髪の名が生じた。

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精選版 日本国語大辞典 「逆髪祭」の意味・読み・例文・類語

さかがみ‐まつり【逆髪祭】

  1. 〘 名詞 〙 陰暦九月二四日、近江国逢坂山(滋賀県大津市清水町)にある蝉丸神社で行なわれる祭礼。坂神である関の明神をまつるところからの名。俗に、蝉丸が逢坂山に捨てられ、乱心したその姉が髪を逆立ててさまよった所といわれ、謡曲「蝉丸」の題材となっている。関の明神祭。《 季語・秋 》 〔俳諧・毛吹草(1638)〕

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