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逆髪 サカガミ

4件 の用語解説(逆髪の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

さか‐がみ【逆髪】


逆立った頭髪。
髪を逆立てた化け物。
「―と見ゆるは風の柳かな/吉林」〈毛吹草
謡曲「蝉丸(せみまる)」の主人公である狂女の名。また、謡曲「蝉丸」のこと。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

逆髪 さかがみ

謡曲や浄瑠璃(じょうるり)の「蝉丸(せみまる)」に登場する女性。
世阿弥(ぜあみ)の謡曲では,醍醐(だいご)天皇の第3皇女で,盲目の皇子蝉丸の姉。生まれながらに髪がさかだち異形だったため,逆髪とよばれた。のち近松門左衛門の浄瑠璃に登場。歌舞伎の「蝉丸物」の多くには,男性に転じて「逆髪皇子」として登場する。

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世界大百科事典 第2版の解説

さかがみ【逆髪】

虚構の人名。醍醐天皇の第3皇女で,蟬丸の姉宮。生まれながら髪が空に向かって逆立っている異形の女性。逆髪を名とする人物は,謡曲《蟬丸》以前には見当たらない。しかし,謡曲作者の創作ではなく,中世以前に逢坂(おうさか)山周辺に伝承されていた口承説話にもとづいたのではないかと考えられる。盲目の蟬丸が逢坂山の藁屋で琵琶を弾じているところへ,姉宮で,逆髪の業のゆえに遺棄されて放浪する逆髪が立ち寄り,薄幸の姉弟がつかのまの奇遇を喜び,なぐさめあい,なごりを惜しみつつ立ち去るというのが,謡曲《蟬丸》の物語である。

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大辞林 第三版の解説

さかがみ【逆髪】

逆立った頭髪。 「白髪は乱れ-の/謡曲・歌占」
○ 能「蟬丸せみまる」のシテの名。錯乱して髪の逆立った皇女。蟬丸の姉。
頭髪が逆立った化け物。髪を乱した化け物。 「 -と見ゆるは風の柳哉/毛吹草」

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