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逢坂山 おうさかやま

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

逢坂山
おうさかやま

京都市南東部,山科区と滋賀県大津市との境にある山。標高 325m。古来多くの詩歌に歌われ,紀行文学にもみられる。この関を境に東を東国 (とうごく) と呼んだ。かつて畿内から北東方面への玄関口として逢坂関が設けられ,関明神,関ノ清水,関寺などの跡がある。

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デジタル大辞泉の解説

おうさか‐やま〔あふさか‐〕【逢坂山】

大津市と京都市との境にある山。標高325メートル。古来、交通の要地。下を東海道本線トンネルが通る。関山。[歌枕]
「吾妹子に―を越えて来て泣きつつ居れど逢ふよしも無し」〈・三七六二〉

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百科事典マイペディアの解説

逢坂山【おうさかやま】

滋賀県大津市街の南西,京都府との境をなす比良山地中の小山境。標高325m。逢坂関があった。旧東海道の道筋がほぼ国道1号線となり,並行して京阪電鉄京津線名神高速道路,北に逢坂トンネル(2342m)によって東海道本線が通じる。
→関連項目大津[市]木幡

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世界大百科事典 第2版の解説

おうさかやま【逢坂山】

相坂山とも書く。滋賀県大津市西部と京都市山科区を境する山。標高325m。古来,畿内の北東を限る交通の要衝に位置するため逢坂関が置かれた。山の南北に峠道が通じ,北側は小関越(古代の北陸道),南側は旧東海道をほぼ踏襲して国道1号線,名神高速道路,京阪電鉄京津線が通過する。山の下を東海道本線と湖西線がトンネルで抜けている。近世,大津から京都へ北国米を運搬するため,峠の急坂に花コウ岩を並べた舗装道路がつくられた。

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大辞林 第三版の解説

おうさかやま【逢坂山】

滋賀県大津市西部、京都府との境に近い山。畿内の北東を限り、古来要衝の地。⦅歌枕⦆

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

逢坂山
おうさかやま

滋賀県大津市西部と京都市の境界にある山。標高325メートル。関山ともよばれる。畿内(きない)最古の関所である逢坂関(おうさかのせき)が設置されていたが、その具体的な位置については諸説があり確定はしていない。たびたび歌や文学の舞台となった地で、『小倉百人一首』にも収められた蝉丸(せみまる)や清少納言(せいしょうなごん)の歌はとくに有名。山の北側の峠道を小関越(こぜきごえ)とよび、南側の峠(162メートル)へ通じる道を逢坂越という。古代以来、京都と東日本を結ぶ交通の要地であったが、現在も国道1号、名神高速道路、京阪電鉄京津線、JR東海道本線がトンネルによって通り、その重要性は変わっていない。[高橋誠一]

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世界大百科事典内の逢坂山の言及

【逢坂関】より

…会坂,相坂とも書く。近江国と山城国との境の逢坂山にあり,現大津市逢坂1丁目付近に比定されているが不詳。逢坂山は646年(大化2)1月のいわゆる〈大化改新詔〉に畿内の北限として見える。…

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