最新 地学事典 「透気係数」の解説
とうきけいすう
透気係数
coefficient of air permeability
地山の空気の浸透性を示す係数。圧気工法を施工する場合,地層の透気状況,切羽での透気係数・限界送気圧力を把握し,必要な空気量および圧力を計画する必要がある。透気係数(ka)や透水係数(kw)は,それぞれの流体の粘性係数に反比例し,1気圧,20℃での空気の粘性係数(μa)は1.81×10-4ɡ/cm・s, 水の粘性係数(μw)は1.002×10-2ɡ/cm・sであるから,ka/kw=μw/μa≒56となる。透気係数は地層の飽和度によって変化し,飽和度が20~25%以下では透水係数の56倍程度,飽和度90%以上では透気係数と透水係数はほぼ等しくなる。
執筆者:上砂 正一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

