透翅蛾(読み)スカシバガ

デジタル大辞泉 「透翅蛾」の意味・読み・例文・類語

すかしば‐が【透××蛾】

鱗翅りんし目スカシバガ科の昆虫総称。小形ので、はねは細長く透明。昼間、花に集まり、形・飛び方などがハチに似る。幼虫は木の幹に食い入って虫こぶをつくる。ブドウスカシバ・コスカシバなど。

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精選版 日本国語大辞典 「透翅蛾」の意味・読み・例文・類語

すかし‐ば【透翅蛾】

〘名〙 スカシバガ科に属するガの総称。小形のガで、一般にはねは鱗粉がなく透明で、前ばねが狭い。体の色が鮮やかなものが多く、一見ハチに似ている。昼間活動し、花の蜜を求めて飛ぶ。幼虫は樹木の幹や枝などに食い入り、虫こぶをつくり、その中で生活する。ブドウスカシバ、コスカシバ、クビアカスカシバなど日本に三〇種あまりが分布。すかしばが。すかしばちょう。

すかしば‐が【透翅蛾】

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動植物名よみかた辞典 普及版 「透翅蛾」の解説

透翅蛾 (スカシバガ)

動物。スカシバガ科の昆虫の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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