通切符(読み)とおしぎっぷ

精選版 日本国語大辞典 「通切符」の意味・読み・例文・類語

とおし‐ぎっぷとほし‥【通切符】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 途中で他の交通機関などに乗り継ぐ場合にも、買いかえないで目的地まで一枚で通用する切符。〔英和商業新辞彙(1904)〕
    1. [初出の実例]「新橋までの通し切符を買って」(出典:名張少女(1905)〈田山花袋〉四)
  3. 芝居などで、一定の興行期間や、昼夜を通して通用する切符。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android