通日傭(読み)とおしひよう

精選版 日本国語大辞典 「通日傭」の意味・読み・例文・類語

とおし‐ひようとほし‥【通日傭】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代諸大名飛脚旅行の際に、各宿駅を通して人足などを雇いぎりにし、中途でかえないこと。また、その人足や飛脚屋。寛政元年(一七八九)、幕府江戸に一九四人のこの請負人仲間を許し、京都大坂伏見にも同様、株式を公認した。とおしひやとい。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android