精選版 日本国語大辞典 「飛脚屋」の意味・読み・例文・類語 ひきゃく‐や【飛脚屋】 〘 名詞 〙① 飛脚を仕立てることを業とする家。飛脚問屋。また、飛脚を業とする人。[初出の実例]「火廻半へひきゃく屋が何も御用はござりませぬか」(出典:浄瑠璃・心中重井筒(1707)中)② 在郷から頼まれて市内へ買物などに来るのを仕事とする人。また、地方の小売商に頼まれて市内問屋との間を往復するのを業とする人。③ 「くちいれや(口入屋)」の別称。[初出の実例]「其の業、傭奴を養ふ。都俗、人宿と称する者。故に又飛脚屋の名あり」(出典:柳橋新誌(1874)〈成島柳北〉初) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例