通関士(読み)つうかんし(その他表記)customs advisor

百科事典マイペディア 「通関士」の意味・わかりやすい解説

通関士【つうかんし】

輸出入通関業務を貿易業者の委託を受けて代行する専門職のこと。国家試験に合格することが必要で,試験科目には,(1)関税法関税定率法,その他関税に関する法律外国為替及び外国貿易法,(2)通関書類の作成要領,その他通関手続きの業務,(3)通関業法,がある。資格を取得した通関士は通関業者に所属して業務を行う。→通関業

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知恵蔵 「通関士」の解説

通関士

通関業務に関する専門的知識経験を有するスペシャリストのことで、財務省認定の貿易関連唯一の国家資格でもある。輸出入貨物の通関手続きは専門的な知識を必要とするため、専門家に依頼する方が効率的な場合が多い。この手続きを輸出入者に代行する仕事を通関業という。通関士は税関書類の審査など、通関業者のもとで通関業務に従事する。近年、国家試験の人気も高く、女性の資格取得者も増えている。

(永田雅啓 埼玉大学教授 / 松尾寛 (株)三井物産戦略研究所副所長 / 2007年)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「通関士」の意味・わかりやすい解説

通関士
つうかんし

通関業者」のページをご覧ください。

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