通題(読み)ツウダイ

デジタル大辞泉 「通題」の意味・読み・例文・類語

つう‐だい【通題】

俳諧で、一座の者が同一の題で句を詠むこと。また、その題。とおりだい。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「通題」の意味・読み・例文・類語

つう‐だい【通題】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 全体にわたる題。
    1. [初出の実例]「日本書紀は通題ぞ。卅巻に通ぞ。神代は別題ぞ」(出典:日本書紀兼倶抄(1481))
  3. とおりだい(通題)

とおり‐だいとほり‥【通題】

  1. 〘 名詞 〙 俳諧で、一座を通じて同一の題で句作すること。また、その題。
    1. [初出の実例]「哥人の宿のしくれやとをり題〈正量〉」(出典:俳諧・玉海集追加(1667)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む