連結会計制度(読み)れんけつかいけいせいど

ASCII.jpデジタル用語辞典 「連結会計制度」の解説

連結会計制度

子会社や関連会社など、資本的および、実質的に支配従属関係にある法的に独立した複数の会社からなる企業グループを、単一の組織体とみなして財務諸表を作成する会計制度のこと。証券取引法により求められる会計制度であったが、2000年の商法特例法改正により、商法上も大会社に対して連結計算書類「連結財務諸表」の提出が義務化された。これにより事業や製品構成、地域ごとのセグメント情報キャッシュフローなども公開され、グループ全体での事業を把握できるうえ、投資家らにとってもより透明性の高い情報公開が実現されると歓迎されている。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android