連続音波探査(読み)れんぞくおんぱたんさ(英語表記)seismic profiler

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「連続音波探査」の意味・わかりやすい解説

連続音波探査
れんぞくおんぱたんさ
seismic profiler

航行中の船から発した音波反射を複数のハイドロフォンで連続的に受信し,海底下の堆積物の断面構造を調べる方法のこと。音源としては圧縮空気海中で破裂させるエアガンや,真空にした筒のなかに海水を吸込ませて音を出すウォーターガンなどが用いられる。おもに海底の石油胚胎層の探査のために開発されたが,解析方法の改善により最近ではモホ面近くの構造まで検知できるようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android