進物(読み)シンモツ

精選版 日本国語大辞典 「進物」の意味・読み・例文・類語

しん‐もつ【進物】

  1. 〘 名詞 〙 進上する物品。おくりもの。おつかいもの。
    1. [初出の実例]「所レ附進物及表書、並在二船内一」(出典:続日本紀‐宝亀四年(773)六月丙辰)
    2. 「方々よりの進物(シンモツ)廊下に置つづけて」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)八)
    3. [その他の文献]〔文中子‐魏相〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の進物の言及

【贈物】より

…他人に無償で贈り与える金銭,物品のことを総称するが,日本では中世までは下位の者に対して下賜されるもののみを贈物と称し,上位の者へ進上されるものは進物といって区別した。近世以降この区別はあいまいになったが,今日でも進物には上位の者への献上品といった感覚が残っている。…

【目録】より

…1冊の本の目次も,出版・蔵書・出品の目録も,商品のカタログも目録である。また進物の品名を記したもの,転じて実物の代りに仮にその品名だけを記して贈るもの,進物として包んで贈る金円も目録という。礼法では進物の目録を意味することが多い。…

※「進物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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