進藤武松(読み)シンドウ タケマツ

20世紀日本人名事典 「進藤武松」の解説

進藤 武松
シンドウ タケマツ

昭和・平成期の彫刻家 日展顧問。



生年
明治42(1909)年1月5日

没年
平成12(2000)年2月12日

出生地
東京都千代田区

学歴〔年〕
東京物理学校〔昭和3年〕中退

主な受賞名〔年〕
日展文部大臣賞〔昭和42年〕「想」,日本芸術院賞〔昭和48年〕「薫風」,勲三等瑞宝章〔昭和60年〕

経歴
斎藤素巌に師事して彫塑を学ぶ。昭和11年「若者」で文展に初入選。以後「球」「憩」「遠望」がそれぞれ特選となり、48年「薫風」で芸術院賞受賞。平成元年から日展顧問。写真表現を主体とし、生命感あふれる人体造形に定評があった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「進藤武松」の解説

進藤武松 しんどう-たけまつ

1909-2000 昭和-平成時代の彫刻家。
明治42年1月5日生まれ。昭和4年構造社彫塑研究所にはいり,斎藤素巌に師事。5年構造社展に初入選。13年新文展で特選,27,28年日展の「憩ふ」「遠望」で特選・朝倉賞を連続受賞,42年文部大臣賞。48年「薫風」で芸術院賞をうけ,58年芸術院会員となる。わかい男性をモチーフにする。平成12年2月12日死去。91歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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