逸居(読み)イッキョ

デジタル大辞泉 「逸居」の意味・読み・例文・類語

いっ‐きょ【逸居】

[名](スル)気楽に暮らすこと。
「安楽―して何事をも為さず」〈福沢文明論之概略

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「逸居」の意味・読み・例文・類語

いっ‐きょ【逸居・佚居】

  1. 〘 名詞 〙 気楽に遊び暮らすこと。怠けて暮らすこと。
    1. [初出の実例]「逈然として独脱するとて天の天外へゆきさることにはあらず〈略〉独善逸居して世に異なることにはあらず」(出典:十善法語(1775)一)
    2. 「情郎と逸居して長く歓楽を尽す」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二六)
    3. [その他の文献]〔孟子‐滕文公・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「逸居」の読み・字形・画数・意味

【逸居】いつきよ

佚居

字通「逸」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android