…また,冥加と同じく年期を限って賦課される場合が多く,満期になるとさらに延長された例が多い。幕府はとくに運上方を設け,ここで諸国運上高の調査,増徴・免除・新規取立てなどに関するいっさいの事務を扱った。明治になると,政府は新しい税制が確立するまで運上・冥加の存続を命じ,その中で重要なものは漸次国税の中に編入し,免許税,免許料,何々税と称した。…
※「運上方」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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