運動学的回折理論(読み)うんどうがくてきかいせつりろん

最新 地学事典 「運動学的回折理論」の解説

うんどうがくてきかいせつりろん
運動学的回折理論

Kinematical diffraction theory

天然の結晶が完全な結晶であることは稀であり,普遍的にさまざまな欠陥を含んでいる。こうした不完全な結晶を,周期性の乱れのない極微小な領域が,わずかに方位をずらして集合したもの(モザイク結晶)と考えて,回折現象を取り扱う理論。この理論では,一つ一つの微小な領域同士は互いに干渉できる領域が極微小であり,入射したX線電子線は,ただ1回しか散乱を起こさないと考える。参考文献菊田惺志(1992) X線回折・散乱技術・上,東京大学出版会

執筆者:

参照項目:動力学的回折理論

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 栗林

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む