運命愛(読み)うんめいあい

精選版 日本国語大辞典 「運命愛」の意味・読み・例文・類語

うんめい‐あい【運命愛】

  1. 〘 名詞 〙 ( [ラテン語] amor fati訳語 ) ニーチェ思想の基本理念の一つ。いかなる境遇であれ、自らの生を深く愛し、自己運命を積極的に肯定し生きぬこうとする態度

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「運命愛」の意味・わかりやすい解説

運命愛
うんめいあい

「アモール・ファティ」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の運命愛の言及

【運命】より

…現代人はこうした運命と自由との両立は不可解だろうが,われわれとしては,この両立の場面にモイラの最初からのあいまいさ,あるいはそのもともとの倫理的意味の痕跡を認めるべきだろう。ギリシア研究者としてのニーチェはギリシア悲劇やヘラクレイトスの哲学により強く触発されたのだろうが,その〈運命愛(アモル・ファティamor fati)〉の思想にはストアの思想と同じ型が見いだされるのではあるまいか。偶然決定論【斎藤 忍随】。…

※「運命愛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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