精選版 日本国語大辞典 「遍・普」の意味・読み・例文・類語
あまね・し【遍・普】
〘形ク〙 すみずみまで広くゆきわたっている。あばねし。
※大唐三蔵玄奘法師表啓平安初期点(850頃)「慕(ねが)ひを懐きて遍(アマネク)殊の方を歴(へ)、遠く皇威に頼(よ)りて期せる所咸く済(な)したり」
※方丈記(1212)「火の光に映じて、あまねく紅なる中に」
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