ニュアンス

精選版 日本国語大辞典「ニュアンス」の解説

ニュアンス

〘名〙 (nuance)
① ある語・語句の持つ表面的な意以外の、情緒的な意味や細かな意味。また、語句や文章の言外に表わされた意味や話し手の意図。
※美しい村(1933‐34)〈堀辰雄〉夏「それによってその淡淡とした物語に或る物悲しい陰影(ニュアンス)を与える」
② 絵画で、色の明度・彩度・色相の微妙な変化の現われをいう。また、音楽で、微妙な音色(おんしょく)の違いをいう。
※ふらんす物語(1909)〈永井荷風〉新嘉坡の数時間「色彩上のニュアンスや布局に関する争論」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「ニュアンス」の解説

ニュアンス(〈フランス〉nuance)

言葉などの微妙な意味合い。また、言外に表された話し手の意図。「発言のニュアンスを汲む」
色彩・音色などの微妙な差異。「細かいグラデーションでニュアンスを出す」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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