過ぎ者(読み)スギモノ

デジタル大辞泉 「過ぎ者」の意味・読み・例文・類語

すぎ‐もの【過ぎ者/過ぎ物】

釣り合いがとれないくらいよいもの。過分なもの。
瀛公えいこう好男いろをとこだ。あの女には―だはな」〈滑・浮世床・初〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「過ぎ者」の意味・読み・例文・類語

すぎ‐もの【過者・過物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 釣り合いがとれないくらい立派な者。
    1. [初出の実例]「私の聟には過(スキ)ものなり」(出典浮世草子武家義理物語(1688)五)
  3. 使うのに立派すぎたり多すぎたりする品物金額
    1. [初出の実例]「あの身躰(しんだい)敷銀は弐百枚も過(スギ)もの」(出典:浮世草子・世間胸算用(1692)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む