過者・過物(読み)すぎもの

精選版 日本国語大辞典 「過者・過物」の意味・読み・例文・類語

すぎ‐もの【過者・過物】

〘名〙
① 釣り合いがとれないくらい立派な者。
浮世草子武家義理物語(1688)五「私の聟には過(スキ)ものなり」
② 使うのに立派すぎたり多すぎたりする品物金額
※浮世草子・世間胸算用(1692)二「あの身躰(しんだい)敷銀は弐百枚も過(スギ)もの」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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