道の中(読み)ミチノナカ

デジタル大辞泉 「道の中」の意味・読み・例文・類語

みち‐の‐なか【道の中】

昔、都から下る道中地方三つに分けたときの、中ほどにある地方。→道の口道のしり
「―(=越中国)国つみ神は旅行きもし知らぬ君を恵みたまはな」〈・三九三〇〉

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精選版 日本国語大辞典 「道の中」の意味・読み・例文・類語

みち【道】 の 中(なか)

  1. 都から下る道筋にある国を三分したとき、その中にあたる地域
    1. [初出の実例]「美知乃奈加(ミチノナカ)国つ御神は旅行きもし知らぬ君を恵みたまはな」(出典万葉集(8C後)一七・三九三〇)

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