道の空(読み)ミチノソラ

デジタル大辞泉 「道の空」の意味・読み・例文・類語

みち‐の‐そら【道の空】

道のなかば。途中。みちのそらじ。
「かかる―にて、はふれぬべきにやあらむ」〈夕顔

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精選版 日本国語大辞典 「道の空」の意味・読み・例文・類語

みち【道】 の=空(そら)[=空路(そらじ)

  1. 旅の中途。道のなかば。道中。途中。
    1. [初出の実例]「壱岐の海人の 上手(ほつて)卜部を かた焼きて 行かむとするに 夢のごと 美知能蘇良治(ミチノソラヂ)に 別れする君」(出典万葉集(8C後)一五・三六九四)

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