道の空(読み)みちのそら

精選版 日本国語大辞典 「道の空」の意味・読み・例文・類語

みち【道】 の=空(そら)[=空路(そらじ)

旅の中途。道のなかば。道中途中
万葉(8C後)一五・三六九四「壱岐海人の 上手(ほつて)卜部を かた焼きて 行かむとするに 夢のごと 美知能蘇良治(ミチノソラヂ)に 別れする君」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「道の空」の意味・読み・例文・類語

みち‐の‐そら【道の空】

道のなかば。途中。みちのそらじ。
「かかる―にて、はふれぬべきにやあらむ」〈夕顔

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android