道明寺乾し飯(読み)どうみょうじほしいい

精選版 日本国語大辞典 「道明寺乾し飯」の意味・読み・例文・類語

どうみょうじ‐ほしいいダウミャウジほしいひ【道明寺乾飯・道明寺糒】

  1. 〘 名詞 〙 大阪府藤井寺市の道明寺で作られる乾飯糯米(もちごめ)を蒸して天日に干したもので、水に浸したり熱湯を注いでやわらかくしたりして食べる。かつて、道明寺で天満宮に供えた饌飯のお下がりを乾燥貯蔵したことにはじまる。軍用、旅行用に貯蔵食品として重んじられた。道明寺。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「道明寺ほしひをまきたてたやうなと云」(出典:天理本狂言・萩大名(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む