道辺ヶ里(読み)みちべがり

日本歴史地名大系 「道辺ヶ里」の解説

道辺ヶ里
みちべがり

[現在地名]三日月町大字道辺字道辺

祇園ぎおん川の川東の集落である。東方には西芦刈にしあしかり水道から分水したひら川が南流する。正保絵図に村名がみえる。小城郡三ヶ月郷の内にあり、嘉永六年(一八五三)写の大小配分石高帳には、地米(年貢)三一二石五斗七升一合とある。享和元年(一八〇一)写の御領中郡村附には「又云、小柳」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android