道野辺村
みちのべむら
[現在地名]鎌ヶ谷市道野辺・西道野辺・東道野辺一―七丁目・馬込沢・丸山二―三丁目・道野辺中央一―五丁目など
鎌ヶ谷村の西に位置する。北に中野牧が広がり、西は中沢村、南は上山新田・藤原新田(現船橋市)。中沢川(中流部は大柏川)最上流部の水源地を占めている。村の南西部台地上を占める丸山新田(現船橋市)はかつて当村の運上野であった(綿貫家文書)。延文三年(一三五八)五月三日の弘法寺(現市川市)日樹の置文(弘法寺文書)に「道□・中沢」とみえる。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
Sponserd by 