達徳(読み)たっとく

精選版 日本国語大辞典 「達徳」の意味・読み・例文・類語

たっ‐とく【達徳】

〘名〙 古今東西を通じ、人類一般に行なわれるべき徳。かわることのない徳。知・仁・勇の三徳達道
三徳抄(1629頃か)上「智仁勇の三徳〈略〉古も今も、人々の心にうけへてあることはりなれば、達徳(タットク)と名づく」 〔中庸〕

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デジタル大辞泉 「達徳」の意味・読み・例文・類語

たっ‐とく【達徳】

達道たつどう」に同じ。

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普及版 字通 「達徳」の読み・字形・画数・意味

【達徳】たつとく

人が常に行うべき徳。〔中庸、二十〕知・仁・の三は、天下なり。

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