古今東西(読み)ココントウザイ

デジタル大辞泉 「古今東西」の意味・読み・例文・類語

ここん‐とうざい【古今東西】

昔から今までと、東西四方のすべて。いつでも、どこでも。「古今東西に類を見ない事件

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精選版 日本国語大辞典 「古今東西」の意味・読み・例文・類語

ここん‐とうざい【古今東西】

  1. 〘 名詞 〙 昔から今までと、東西四方のすべての場所。いつでも、どこでも。
    1. [初出の実例]「一身上の道徳に於て、古今東西に通じて、最も其要なるものは」(出典:東京学士会院雑誌‐一一(1889)古今東西一致道徳の説〈中村正直〉)

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四字熟語を知る辞典 「古今東西」の解説

古今東西

昔から今までと、東西四方のすべての場所。また、副詞的に、いつでもどこでも、いつの時代でもどの地でもの意。

[使用例] 予の交友は古今東西にわたり、三百人を下らざるべし[芥川龍之介河童|1927]

[使用例] ケチなやつからお説教されて、眼がさめたなんて者は、古今東西にわたって一人もあったためしが無えんだ[太宰治斜陽|1947]

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