デジタル大辞泉
「違え」の意味・読み・例文・類語
ちがえ〔ちがへ〕【違え】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ちがえちがへ【違・交】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「ちがえる(違)」の連用形の名詞化 )
- ① 交差させること。
- [初出の実例]「先此木をおろひてしあんをせう、よからうまつおろさしめ、〈はじめ持たもの、よこにをろす、二番目に持た者、其上にちがへにおく〉」(出典:虎明本狂言・三本柱(室町末‐近世初))
- ② 鹿が狩人に出会った時、狩人の方に向いて前脚を交差させて、突き立てる動作。
- [初出の実例]「あらちをのかるやの先に立つ鹿もちがへをすれば違ふとぞ聞く」(出典:袋草紙(1157‐59頃)上)
- ③ =ちがい(違)③
- [初出の実例]「お前は大変の違へをするので困る」(出典:落語・二十四孝(1891)〈三代目春風亭柳枝〉)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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