デジタル大辞泉 「違算」の意味・読み・例文・類語 い‐さん〔ヰ‐〕【違算】 1 計算ちがい。2 計画の立てそこない。見込みちがい。「大きな失望ととんでもない―を生ずる心配が少ない」〈寅彦・案内者〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「違算」の意味・読み・例文・類語 い‐さんヰ‥【違算】 〘 名詞 〙① 計算が正しいものと相違すること。計算ちがい。勘定(かんじょう)ちがい。[初出の実例]「歳出入の比較表に少し違算(ヰサン)があった様じゃ」(出典:花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉下)② 計画が見込みのものと相違すること。みつもりのちがうこと。見当ちがい。[初出の実例]「斯ういふ心得に万(ばん)違算のある筈はないと初手から極めて掛かって」(出典:明暗(1916)〈夏目漱石〉一三四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例