遠州道(読み)えんしゆうみち

日本歴史地名大系 「遠州道」の解説

遠州道
えんしゆうみち

飯田城下から八幡(やわた)(現飯田市松尾)・下条(しもじよう)(現下條村)・新野(にいの)(現阿南(あなん)町)を経て、新野峠(一〇六〇メートル)を越えて三河に入り、遠州の金指(かなさし)(現静岡県引佐(いなさ)郡引佐町)に至る道。通称遠州街道とよばれ、遠州往還・下条道(街道)・金指街道などともよばれた。三州(伊那)往還(三州街道)とともに下伊那地方と東海地方を結ぶ要路であった。現在の国道一五一号はほぼこの道に沿って通じる。

「塩の道」または東海地方文化流入の道として古くから開けたものと推測されるが、武田氏によって東海地方へ進出するための軍用路として改修されてからいっそう開けた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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