コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

遡及全喪 ソキュウゼンソウ

1件 の用語解説(遡及全喪の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

そきゅう‐ぜんそう〔ソキフゼンサウ〕【遡及全喪】

厚生年金記録の改竄(かいざん)手法の一。会社が存続していて従業員が保険料を支払い続けているにもかかわらず、事業主が会社を清算したと偽り、期間を遡って厚生年金保険から脱退し、従業員の被保険者資格を喪失させて、未納分をなくし、保険料の支払いを逃れること。この不正処理によって納付期間が25年未満となった従業員は年金を受給できない無年金者となる。
[補説]業績悪化などで年金保険料の滞納が続いた一部の会社が、この手法により保険料の支払いを不正に免れていた。社会保険事務所厚生年金保険料の納付率を上げるため積極的に加担した事例も明らかになっている。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

遡及全喪の関連キーワード調整年金年金記録問題改竄消された年金年金記録回復委員会単生年金厚生年金の消えた年金記録問題年金記録年金記録の消失問題県建設業厚生年金基金