デジタル大辞泉 「遣り損ずる」の意味・読み・例文・類語 やり‐そん・ずる【▽遣り損ずる】 [動サ変][文]やりそん・ず[サ変]1 やりそこなう。しそんじる。失敗する。「仕事を―・ずる」2 乗り物を扱いそこなう。「大臣殿おほいとのの御牛飼は…車―・じて斬きられにける次郎丸が弟、三郎丸なり」〈平家・一一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「遣り損ずる」の意味・読み・例文・類語 やり‐そん・ずる【遣損】 〘 他動詞 サ行変 〙 [ 文語形 ]やりそん・ず 〘 他動詞 サ行変 〙① 車などを扱いそこなう。進めそこなう。[初出の実例]「木曾が院参の時、車やりそんじてきられにける次郎丸がおとと、三郎丸なり」(出典:平家物語(13C前)一一)② =やりそこなう(遣損)[初出の実例]「やり損(ソン)ずれば世の物笑ひ」(出典:露団々(1889)〈幸田露伴〉六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例