遣り損なう(読み)ヤリソコナウ

デジタル大辞泉 「遣り損なう」の意味・読み・例文・類語

やり‐そこな・う〔‐そこなふ〕【遣り損なう】

[動ワ五(ハ四)]《「やりぞこなう」とも》
途中失敗する。しそんじる。「肝心なところで―・う」
あることをする機会を逸する。「急用花見の会を―・う」
[類語]しくじる抜かるつまずく失敗し損ずるし損なう過つ誤るとちる味噌を付ける不覚を取る事志ことこころざしと違うどじを踏むてつを踏む仕出かすやらかす

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精選版 日本国語大辞典 「遣り損なう」の意味・読み・例文・類語

やり‐そこな・う‥そこなふ【遣損】

  1. 〘 他動詞 ワ行五(ハ四) 〙 ( 「やりぞこなう」とも ) 物をつくりあげたり、事を成就させようとしたりして中途で失敗する。また、あることをする機会を逸する。しそんじる。やりそこねる。やりそんずる。
    1. [初出の実例]「ツイやりぞこなった。いまいましい」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)三)

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