選び(読み)えらび

精選版 日本国語大辞典 「選び」の意味・読み・例文・類語

えらび【選・択・撰】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「えらぶ(選)」の連用形名詞化 )
  2. いくつかのものの中から、ある目的、基準にかなうものをとり出すこと。えらみ。せん。選択。
    1. [初出の実例]「参入り罷出(まかつ)る人の選知らし」(出典延喜式(927)祝詞(九条家本))
  3. 多くの人の中から特に引き抜いて用いること。抜擢(ばってき)。えらみ。
    1. [初出の実例]「昇殿は是生涯の撰(エラビ)なり」(出典:延慶本平家(1309‐10)一本)
  4. 資料、文章などをえらび集め、書物などを作ること。撰(せん)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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