選言原理(読み)センゲンゲンリ

デジタル大辞泉 「選言原理」の意味・読み・例文・類語

せんげん‐げんり【選言原理】

論理学で、思考原理の一。「AはAであるか、非Aであるか、いずれかである」または「AはBであるか、非Bであるか、いずれかである」という形式で表される。排中はいちゅう原理の反面を表現するもの。選言律。離接原理。→排中原理

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「選言原理」の意味・読み・例文・類語

せんげん‐げんり【選言原理】

  1. 〘 名詞 〙 伝統的形式論理学で、二つの相矛盾する命題のどちらかに真理が存することをいう。その形式は「AはBであるか、Bでないかのどちらかである」。選言律。離接原理。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android