遺伝子転換(読み)いでんしてんかん(その他表記)transgenesis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「遺伝子転換」の意味・わかりやすい解説

遺伝子転換
いでんしてんかん
transgenesis

特定の遺伝子を受精卵や生殖細胞に導入し,外来性の遺伝子を持った個体をつくり出すこと。そのような動物は,遺伝子転換動物 (トランスジェニック動物) と呼ばれる。 1982年に,ラットの成長ホルモン遺伝子を持つマウスがつくられたのを口火に,数多くの動物や植物で遺伝子転換が試みられてきた。このトランスジェニック技術は,遺伝子治療や有用物質の産生といった応用面ばかりでなく,動物の発生や,神経,行動などの生物の高次機能を解明する切り札として注目を集めている。

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