避寒(読み)ヒカン

デジタル大辞泉 「避寒」の意味・読み・例文・類語

ひ‐かん【避寒】

[名](スル)冬の寒さを避けるために、一時暖かい土地へ移ること。 冬》「あをうみの暁はやき―かな/草城

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「避寒」の意味・読み・例文・類語

ひ‐かん【避寒】

  1. 〘 名詞 〙 寒さを避けること。暖かい所に一時期移り住んで寒気を避けること。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「言を避寒(ヒカン)に托して今巴里に携へ来り」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉六五)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐西南夷伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「避寒」の読み・字形・画数・意味

【避寒】ひかん

寒さを凌ぐ。

字通「避」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android