邇言(読み)じげん

精選版 日本国語大辞典 「邇言」の意味・読み・例文・類語

じ‐げん【邇言】

  1. 〘 名詞 〙 身近なことば。通俗的でわかりやすいことば。
    1. [初出の実例]「蒐猟数書、輯於世間唱用之字、以鄙諺釈之、〈略〉目之謂邇言便蒙抄也」(出典:邇言便蒙抄(1682)序)
    2. [その他の文献]〔詩経‐小雅・小旻〕

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普及版 字通 「邇言」の読み・字形・画数・意味

【邇言】じげん

卑近な語。〔中庸、六〕子曰くは其れ大知なる與(か)。は問ふことを好み、好んで邇言を察す。惡を隱して善を揚げ、其の兩端を取りて、其の中を民に用ふ。其れ斯(こ)れを以てと爲すか。

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